<<第41回例会>>
京都で平和教育授業研究会(ペグ)と合同開催
日時 2010年8月23日(月)午後1時半〜5時半
(午後1時開場)
場所 京都教育大学(藤森キャンパス)
F棟2階、F21号教室
アクセス 京都駅からJR奈良線で8分、
「JR藤森駅」下車、徒歩3分
http://www.kyokyo-u.ac.jp/kouhou1/access.html
テーマ:「平和教育の展開と平和構築:
今までの平和教育を元にして
平和をつくる教育を考える」
プログラム
@はじめに 経過とテーマの説明
(村上登司文)
A『戦後日本の平和教育の社会学的研究』の
4章を紹介
(田村かすみ)
B「平和教育の課題と展望」
(竹内久顕)
C平和教育について情報交換と意見交流
○テーマについて
戦後65年が経過しましたが、まずその間の平和教育の展開を確認す
ることが必要です。それを元にして、今後の平和教育の課題が明らか
になり、今後の方向を探ることができます。国際状況の激しい変化の
中で、平和教育の進むべき方向についての指針が学問的に充分示さ
れているとは言えません。
今回のペグでは、2010年の節目に、今迄の平和教育を振り返ります。
これからの平和教育は、「平和構築(平和をつくる)」の視点から、考え
ることができます。今回は、『戦後日本の平和教育の社会学的研究』
を手がかりに、平和教育の展開を見つめ直します。さらに、これからど
のような平和教育ができるか、自由に意見を交流することができれば
と思います。意見交流では、今までの平和教育を振り返り、それぞれ
の教育現場で平和に関してどのような実践ができ、今からどのように
発展させればよいかについて、参加者で話し合います。
今回は、平和教育学研究会の世話役で東京女子大学教員の竹内久顕
さんと、兵庫県の教員の田村かすみさんにご報告をお願いしています。
○報告予定
@田村かすみ氏:
『戦後日本の平和教育の社会学的研究』の第4章「学校教育における
平和教育」を中心に紹介します。この本では社会科で学習指導要領に
おける変遷を記述しています。田村さんは、国語科で平和教育に関す
る規定についても報告で触れる予定です。
A竹内久顕氏:「平和教育の課題と展望」
これまでの日本の平和教育の到達点を踏まえて、まだ残されている課
題について整理し、平和教育の今後の展望について報告されます。竹
内さんの報告では、本の第10章「まとめ」に即しながら問題提起をする
予定です。
問い合わせ先または報告申し込みのメール:
murakami@kyokyo-u.ac.jp または電話:075-644-8194
平和教育授業研究会(ペグ)のホームページ:
http://kyoiku.kyokyo-u.ac.jp/gakka/murakami/PEG/PEG.htm
|